そういえば最近旅行から帰ってきて総括を書いていなかったので
スリランカ総括と題して書きたいと思います。
ネットの情報やガイドブックを軽く読んでから出発したので、さほど整合性の酷さはありませんでした。
初日にホテルで大嫌いなゴキブリが出てきたときはこの旅行に関しての心配がピークに達しましたが、その後は普通の旅になったので安心できました。
治安に関しても夜の町を徘徊しましたが週末夜間の歌舞伎町を歩くよりも安全だと思うし、ネットの旅行記を見るよりも日本人をカモにしようとする力学を感じた事も少なかったです。
ただ、アジアの町なんだなと思うのは道路の汚さとホコリ。
辟易とは言いませんが覚悟して行った方が良いでしょう。
テロの問題にしてもニュースを配信する通信社(APNとかロイター)がコロンボを本拠地とする為、偏った配信になっているようです(ガイド氏談)。
幹線道路のあちこちに検問所があったり市内のあちらこちらに小銃を持った兵隊さんがいますけどインドネシアでも見た事があるし、コレが外国だと思えば違和感もないと思います。
食事に関してはやっぱりメインはカリー。
インドやパキスタンと違ってナンはありません。インディカ米と素麺のようなビーフンのような麺で食べる事になります。
ツーリストが食べるようなレストランですと若干容赦して味付けをしてあるようなので辛さは現地のソレと比較すればマイルドなようです。
カレー以外にもモルディブと同じようにパンが美味しい。
そして素朴なバターも美味しいので止められません。
そうそうタマゴは黄身の色が薄いです。何故だかは分かりません。
なので朝食の卵料理は彩りがイマイチな印象です。
ビール、お酒に関してはホテルで呑んでも外で呑んでも差はないようです。日本人価格で値段をつり上げているのでしょうが我慢できる範囲だし蒸し暑い夜に飲むキリリと冷えたビールは吊しのプライス以上の満足感でした。
基本的にホテルのワインはイマイチのようです。
なのでガイド氏はドライブの道中、酒屋でアラックを買ってました。
ホテルは高級なトコロに宿泊してないので主観的ですがバスタブは無いと思った方が無難です。
しかも使い方は日本人に馴染みのない方法ですので注意が必要かも。
さもないと水シャワーしかでないんですが・・・となるカモです。
服装と気候のお話(重要!)
この旅ではスリランカの一部分を回っただけでしたが蒸し暑い海岸地方あり、砂漠のような灼熱もあり、寒くて暗い山岳地方ありで服の選択に迷いが生じたのも事実です。
日差しは赤道の近くという事でそれなりに強いですからサングラス、日焼け止めは必須かもしれません。
帽子は宗教的な場所で脱帽必須のトコロがありますから注意を要します。
同じようにそういった場所は靴も脱がなくてはなりません。運動靴も良いですがサンダル履きの方が面倒くさくなくて良いかも。
先ほど日差しが強いと書きましたが史跡巡りで場所によっては砂が焼けて足裏が火傷しそうになる事もあるようです。
・・・なので使い古した靴下を履いて回っているツーリストもいました。たぶんコレはリーガルなのでしょう。
宗教的に長ズボンを着用必須の場所も多いので、そういった場所へ行かれる場合は短パンメインの選択は後悔の元です。
スリランカ人の意見としても「大の大人」が短パンというのはちょっとアレゲな様です。
まあ、ツーリストなら仕方ないと見る向きもあるようです。
しかし長ズボンにサンダル履き、ビーサン履きはアリだそうで・・・。
チップの問題
ガイドブックなど読んでいるとドライバー氏には200Rs ガイド氏に400Rsと書いてあり、例えば2名ゲストで車両一台の場合(僕たちのスタイル)だとトータルドライバー氏に400Rs〜600Rs、ガイド氏へ800Rsのチップが必要と書いてあります。
もちろん一日辺りの金額だしそれ相当のサービスを受けた場合払っても良いのでしょうが僕等の場合だと、その日のドライブが終わった段階でドライバー氏に100Rsを渡し、ホテルへのチェックインが完了した段階で300Rsをガイド氏へ渡しておりました。
適正かと聞かれると分かりませんが・・・べらぼうに安いわけでもなく高いわけでもないとの判断でこの金額に落ち着きました。
欧米のチップ相場から考えるとこの値段でも高いような気もしますが
生活雑貨の値段を見てみると日本等とそう変わらないので、チップは大切な収入源なのでしょうか?
またホテルのポーターさんへも毎回10〜20RS。
ウエイターさんへディナーは50Rs朝食時には10RS程度渡しておりました。
例外としてシギリアロックのボランティアガイド氏には500Rs払った事例もありますがコレはツアーのガイド氏から指南されたのでこの金額となりました。
水
ミネラルウォーターを購入して飲む事を推奨。
生水はちょっとやばそうです。
冷蔵庫と湯沸かし器、ドライヤー
ホテルに備わってないか冷蔵庫だけと言う場合がほとんど。
緊急避難的にカップラーメンを日本から持ち込んだ場合、ルームサービスで頼むか湯沸かし器を持参するしかないようです。
僕には必要ありませんがドライヤーも備わっておりません。
電圧やプラグ形状
ガイドブック通りですがバスルームには115VのAタイプが挿せるコンセントもありますが場所が場所なだけに、PC接続やバッテリーの充電をするようでしたらB3やBタイプを持参すべきです。
注意すべき事はBタイプの場合センターにある穴へボールペンなど先が細い物を挿さないとコンセントが入りません。
電圧が高いから事故防止でカバーが付いているようです。センターにある穴へ棒を差し込みカバーを解除する構造のようなので不安な方はB3タイプを購入する方が安心です。
また、ユニバーサルタイプもセンターの穴へ棒を突っ込まないと挿せません。
電圧は230vですが安定しませんし停電もよくあります。
不安なヒトは懐中電灯もあった方が良いかも。
現地通貨
空港ロビーに両替商がいます。
どのブースでもレートは一律ですので店員の顔で選びましょう。
なお、日本円→ルピーの両替が出来るので$等用意する必要はありません。
僕たちは空港で1万円を約13000ルピーに換金し、アユールベータを受ける事になったので銀行のATMで2万ルピーを追加で引き出しました。
どの銀行でも2万ルピーという金額が引き出せるわけではなく、一日辺り1万ルピーまでとかファストキャッシュで8万ルピーまで出せる物など様々なようです。
ホテルやレストランなどではクレジットカードが使えますが僕の行ったアユールベータではクレジットカードが使用できなかったので、用意が出来るなら海外ATM対応(PLUSとかCirrus)のキャッシュカードなどあれば便利です。
携帯電話
GSMが使えます。
でも市外だとエリアは日本のように面的でない様な印象です。
フライト
スリランカ航空利用ですのでソレに限った主観は以下の通り。
離着陸時のシートベルトサインが出るとトイレがロックされます。漏れそうなヒトは十分に注意。
餌は美味しいと思う。その代わり付属のケーキはどうした物かと思う。ハネムーナ向けのスペシャルケーキも同様。
アルコール類は無料(重要)。
エアランカだけじゃないけどバルクヘッド付近は子供が多い(バシネット利用があるため)。
以前に比べ子連れが多くなった気がする(ほぼモルディブ向けですが)。
一応スリランカ航空にもマイレージプログラムが出来ましたが名だたるグループには属さないのであまり意味がないかも。
お土産
木工細工が色々あるけどどうかな?ガネーシャの木彫りを買おうと思ったけど思い止まるほどの値段。
お勧めは定番の紅茶、スパイス。
バティックとかの工芸品は日本人価格。
トイレ
マレーシアやインドネシアのようにビデがある。
使えるヒトには快適。
トイレットペーパーは多量に流すと詰まりそう。ホテル以外ではトイレットペーパーがないと思った方が良いし、日本から持参した方がお尻への負担を鑑みると無難。
保険
必須とまでは言えないがドライブ中、安全ではない事もあったのでマストアイテム。
食中毒や日本国内移動中の事故もカバーしてくれます。
パスポートと貴重品
多額の現金は必要ないですがクレジットカードが使えない所もあるので必要な方はその都度ATMから出金した方が無難。当然肌身離さずは基本。
ウエストバックなどに入れていると繁華街や市場など人混みの中ではかえって危険。
でかいカメラを携行するヒトはパスポートの携帯もしておいた方が良いとガイド氏より指南されました(MPや兵隊が多い→撮影禁止場所も多い)。
以上ガイドブックに載っているような事や載っていなかった事など。
とりあえず僕の感じた総括。
カリーが好きな訳でもなく無類の世界遺産好きでもなくスリランカという国がとっても気になったから行ってみたわけですが・・・
またすぐにでも行きたい度 60%
もうしばらくは行かなくてもいい度 40%
と言う感じ。
ホテルのチョイスと旅行の目的(サーフィン)次第で
またすぐに行きたい度 90%
もうしばらく・・・ 10%
になったりします。
ヒトも良いし食べ物も満足できました。
海も・・・あまり見てませんが・・・よさげな・・・波もあったようだし・・・。
基本的に日本人はさほど多くありません。
ヨーロピアンや米系のヒトも多くありません。
モルディブから乗り継ぎついでに来ました〜と言うドイツ人スイス人は結構居ます。
チーノやコリアンも少ない・・・見なかったな。
区別が全然付きませんがパキスタン人やバングラ人が多いようです。
ハワイやグアムあたりに行って「日本人ばかりね〜」なんて行っているヒトには向いているかもしれませんね。
今回は特にカラダの調子が悪くならなかったので、この調子なら歳取ってからでも行けるかな。
長文乱文失礼。
何か質問があれば
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